現場の課題に気づき、改善するエンジニアを育成する。
相手の立場に立ってニーズや課題を理解し、対応策や改善策を提供する「ソリューション思考」が、様々なプロジェクト現場において求められています。テクノプロ・デザイン社ではQCD観点でバランスよく機能配分を考える製品価値の高い設計の心構え、振る舞いが理解できる研修をご用意しています。
課題解決力・情報伝達力・人間関係力の向上を目指す特別カリキュラム。
「ソリューション思考」について、アクティブラーニングにより自主性、提案力を重要視する内容です。具体的な事例を用いてのディスカッションを行い、フレームワークによる課題解決の見える化についても深い理解を目指します。
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[ ソリューション思考研修の流れ ]
ソリューション思考研修の内容一例/
【1日目】
・ソリューション思考による課題解決を考える
・技術者としての振舞いをいくつかの事例で考える
・自分に期待されていること、所属部署で出来ることを考える
・目指す姿と現状とのギャップから課題を捉えるフレームを教育
・フレームワークを使った「ソリューション提案」のブラッシュアップ方法を考える
【2日目】
・課題解決案の検討・提案会
・1日目で生み出した課題解決案を発表、「ソリューション提案」の具体的なイメージを醸成する。
※ソリューション思考とは?
相手の立場に立ってニーズや課題を理解し、対応策や改善策を提供するという考え方のこと。
たとえば自分の技術をベースにお客様のニーズに応えていくのではなく、お客様が抱えている課題・ニーズをまず把握し、それをベースにソリューション提案へとつなげられる考え方を指します。
自身の価値とお客様の信頼度を向上できるエンジニアを育成します。
課題毎の解決策
● Case1/産業機器メーカーにおいて、現場の課題解決力をもつエンジニアの育成支援を推進。
<Before>想定課題 | <After>課題解決 | |
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自ら課題解決できるエンジニアを育成し、現場の推進力になってほしい。 |
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問題意識を持ち、課題を俯瞰できる視点が身に付いた。 |
課題が目の前にあっても何を改善するべきか分からず、対処療法的な行動が多い。エンジニア自身がどこを目指すかを考えずに、できることから対応しているので、根本的な課題解決にはつながっていない。 |
自ら課題解決を考えるアクティブラーニングを重ねていくことで、常に課題を探し出し、解決策を自ら考える視点が身に付いた。同時に、お客様からの信頼が高まり、それがエンジニア自身のモチベーションアップに直結した。 |