technology

未来を動かす新技術

変化を続ける社会の中で日々、進化するテクノロジー。
最先端の技術を駆使して製品や技術を生み出し、未知の新たな価値を創り出す。
一人ひとりのエンジニアの技術力が結集し技術革新を支えている。
時代の一歩先をいく技術力がさまざまな企業の課題を解決しDX推進をサポートしている。

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抜本的な技術改革で
システムを刷新し、
製造業の測定効率を
大幅に向上
01
某大手製造メーカーは、熱測定を実施するマネジメントシステムにおいて、早急な改修の必要に迫られていた。システム全体を構成するWindowsOSが旧タイプであることに加え、使用している開発言語の汎用性が低かったからだ。しかし、システムが抱えていた課題はそれだけにとどまらなかった。すでにMicrosoftがサポートを終了したVB6を使用していることも問題を複雑にしていた。エンジニアはすぐに現状分析をスタートさせ、旧システムを刷新して新たに再構築するための大胆な提案に踏み切った。実験室のPC50台、社員PC端末200台すべて最新のVB.Netに切り替えると同時にデータベースをオープンソース化。徹底的にシステム全体の見直しを図る抜本的な変革をうながした。仮にOSアップデートのみにとどめれば、業務への影響を最小限に抑えられ低コストで済むことは間違いない。しかし将来性と事業の発展を考慮すれば、改修後の測定効率の向上の優位性は明らかだった。お客様の要望を単に受け入れるだけではなく、新たな技術を取り入れた抜本的な改善策を提案する必要があった。テクノプロ・エンジニアリング社は、ハードウェア、アプリケーションのすべてを一貫して開発・保守しているためシステム全体を見通したソリューション提案が可能だ。お客様にとって何がベストかを常に考えて行動するエンジニアの姿勢が揺らぐことはない。
抜本的な技術改革で
システムを刷新し、
製造業の測定効率を
大幅に向上
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エンジニアが
開発を提案するという
攻めの姿勢を貫き
企業のDX推進をサポート
02
オフィス機器を製造・販売する某大手製造メーカー。製品マニュアルは従来、紙の使用を続けていた。オンライン化を図りたくても、既存製品数の多さなどいくつもの壁に阻まれ現状維持を続けるしかなかったのだ。しかし、スマートフォンなど各種端末からの閲覧ニーズは年々高まっていく。もはやオンラインマニュアル化は必須の課題だった。工数や費用を増大させることなく、いかにスムーズに移行を実現させるか、エンジニアとメーカーの緻密な協議が続いた。従来のハードウェア管理のままでは資産管理にかかる工数が膨らみすぎるため、高性能なクラウドの導入と開発が不可欠だった。そこで運用コストを抑えられ、かつセキュリティを担保できるAWSによる開発を提案。最も信頼できるシステム構築を目指してリニューアルがスタートした。新システムは、ファイルサーバとしての機能をAmazonS3へ移行したことにより柔軟な運用が可能となり、大量データの転送効率も向上。当初の期待を上回る成果に対して、AWS資格保有エンジニアが持つ技術力の高さを改めて認識させる結果となった。ニーズをくみ取り、お客様に対して自ら製品開発を提案するという攻めの姿勢こそテクノプロ・エンジニアリング社の強み。DX推進をサポートするという次なる目標を見据え、新たな取り組みはまだ始まったばかりだ。
エンジニアが
開発を提案するという
攻めの姿勢を貫き
企業のDX推進をサポート
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最新デジタルサービスの
実証実験に参画し
膨大なビッグデータを
最適に処理する
データベースを構築
03
ビッグデータの効率的活用が推進されるなか、公共交通サービスや位置情報をネットワークでつなぐデジタルサービス「観光型MaaS(Mobility as a Service)」に注目が集まっている。そんななか某自治体は観光型MaaSをベースにしたスマートフォンアプリの開発に着手した。テクノプロ・エンジニアリング社は豊富な実績を携え、この実証実験に参画。2021年4月、実験開始の幕がついに切って落とされた。AIを活用した高度な技術によって、データをスピーディかつ安定的に処理するデータベースの構築が主要ミッション。膨大なデータを効率よく分析するための複雑かつ詳細なシミュレーションを繰り返し、精度向上を図った。約1年をかけたトライ&エラーの末、最適なデータベースが遂に完成。2022年春、アプリは一般公開される運びとなった。しかし、挑戦はまだ終わらない。さらなるサービスの精度向上のために技術検証は継続され、現在もその途上にある。デジタル社会を牽引する一翼を担って未来への挑戦を続けていく。
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実証実験に参画し
膨大なビッグデータを
最適に処理する
データベースを構築