タンパク質一括合成・解析サービス
コムギ胚芽無細胞タンパク質合成技術

サービス概要

目的タンパク質の選定から、大量調製、各種アッセイまで。
コムギ無細胞合成系からはじめるタンパク質研究「お任せ」サービスです。

株式会社セルフリーサイエンスと
業務提携しています

想定されるお客様

目的タンパク質を迅速に効率良く手に入れたい

目的タンパク質が市販されていない・発現精製の文献がない

多数のホモログや変異体の中から、目的に適したものを選びたい

タンパク質調製やタンパク質を用いた研究のノウハウが足りない

スクリーニングや抗原等に必要とする多種類のタンパク質を入手したい

サービス詳細

多様な生物種に由来する
多種類のタンパク質の
合成実績*図1

ヒトタンパク質を極めて
高い確率で発現
(92%以上)*図2

プロテアーゼフリー

各種試薬
(リポソーム・化合物等)
存在下での合成が可能*図3

全長膜タンパク質等 、
難発現タンパク質も
高確率で発現*図4

低コストかつ迅速に
多種類のタンパク質を
合成可能

タンパク質共発現
(ヘテロ複合体形成)が容易

発現量の再現性が高く、
スケールに比例した収量確保が可能

★ 例:タンパク質96種類 (各227μLスケール)合成後SDS-PAGEによる可溶性発現確認
¥890,000~ 納期2~3週間程度(プラスミド調製は別途)

図1:コムギ無細胞合成系によるタンパク質の合成実績

コムギ無細胞合成系にはコドンバイアスによる翻訳効率の偏りがないという特徴があるため、様々な生物のタンパク質を翻訳することができます。また、96/384ウェルプレート規格での一括合成にも対応しております。これらの特性から、多様な生物種由来のタンパク質をゲノム規模で合成し、アレイ化することが可能なタンパク質合成法といえます。

代表的なアプリケーション例

タンパク質の変異体40種類をまとめて準備したい。
タンパク質ファミリー・ホモログのアレイを調製したい。

図2:昆虫細胞発現系と比較したタンパク質の発現成功率

コムギ無細胞合成系のタンパク質発現成功率は昆虫細胞発現系の1.4倍に達します。一方、全く発現させることができなかったタンパク質の割合は1/10倍程度でした。このため、目的タンパク質が得られなかったために休止していた試験やプロジェクトを再び進められる可能があります。コムギ無細胞合成系は高い確実性でタンパク質を入手するための実験系としてお勧めできます。

図3:コムギ無細胞合成系による難発現タンパク質の合成例 (1) 複数回膜貫通タンパク質の合成

コムギ無細胞合成系では反応系にリポソームを添加するだけで、リポソーム上に膜タンパク質を合成することができます。また、これまでの検討において膜貫通ドメイン(TMD)数に依存することなく、様々な種類の膜タンパク質(1-14 TMD proteins)を合成できることが明らかにされています。
コムギ無細胞合成系では細胞膜による分子の不透過性や添加物の細胞毒性を考慮する必要がありません。そのため、リポソーム以外にも任意の試薬・化合物存在下でのタンパク質合成が実施可能です。

添加可能な試薬・化合物例

核酸/界面活性剤/阻害剤/各種イオン分子

図4:コムギ無細胞合成系による難発現タンパク質の合成例 (2) クラスのGタンパク質共役型受容体(GPCR)合成

GPCRの他にも、転写因子、一部ウイルスタンパク質等、従来の発現系では困難であったタンパク質種の取得も期待できます。

サービス(受託試験)の流れ

多数の候補タンパク質からのスクリーニング/大量調製

ヒアリングの
ご提案

ホモログ等も含めた精製事例を簡易的に調査
コンストラクション、タグ※、スケール、精製プロトコール等のご提案
※基本的にはHis-tagもしくはGST精製ですが、その他のタグについても幅広く対応可能です。

お客様から供与・
弊社で調製いずれも可能です。
弊社調製の場合:
約1ヵ月

遺伝子調製

コムギ無細胞合成用ベクターに目的遺伝子を導入

遺伝子入手から
活性確認まで
約2~3週間(目安)

コムギ
無細胞合成用

コムギ無細胞合成系での一斉合成
必要に応じてアフィニティークロマトグラフィーでの粗精製

スクリーニング

スクリーニングによる目的タンパク質の選抜
合成したタンパク質の活性・性状を確認

大量発現系の
プラスミド組換え・
大量精製まで
約2ヵ月(目安)

大量発現系の構築

コムギ無細胞合成系でのスケールアップ
〈セルフリーサイエンス社への再委託も可能 〉
あるいは大腸菌・酵母・昆虫・動物細胞等、他の発現系のご提案・構築

大量精製

結晶化グレード、エンドトキシンフリー等
目的に合わせた精製法の構築

※納期はあくまで目安です。
遺伝子数、タンパク質、実験条件等によって変動致します。

タンパク質を
用いた
各種試験

アッセイ系構築(in vivo・in vitro)
相互作用解析(SPR・ITC)
安定性解析(DSC・DSF)
結晶化スクリーニング等   幅広い試験に対応可能
※コムギ無細胞合成用試薬の商用利用は株式会社セルフリーサイエンスより許諾を受けています。

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