
- 専門知識がなければ
希望の職に就くことは難しい
第一志望への就職を
半ば諦めかけていた - 子どもの頃からものづくりが好きだったので、将来は航空機の開発に関わる仕事がしたいと思っていました。大学では機械工学を専攻していましたが、航空機の専門知識が皆無だったこともあり、就職活動は厳しい状況でしたね。現実の壁に突き当たり夢を半ば諦めかけていたときに、テクノプロ・エンジニアリング社の事業分野に航空関連というキーワードを見つけたのです。「まだ可能性はある。」そう思って採用担当の方に話をうかがったことが入社のきっかけです。「自分の夢を実現するならこの会社しかない。」就職先としての選択に微塵の迷いもありませんでした。
- 「君が描いた図面だと形にならないよ」
欠けていた視点に気づく
きっかけになった言葉 - 入社してすぐに、航空機のエンジンや整備機材の設計をしている企業に配属されました。これまでに関わったプロジェクトには、整備作業者が荷物を運搬するカーゴの設計や、エンジン専用洗浄装置の開発などがあります。最初のうちは、3DCADを使って指示どおりの3Dモデルを作成したり、図面を起こしたり、設計支援を担当。徐々に慣れてきたところで、サイズや重量の計算なども含めた設計から任せてもらえるようになりました。しかし、CAD画面上で見ているモデルどおりに、部品が成型されるとは限りません。試作段階で、「君が描いた図面だと形にならないよ」と指導を受けてモデルを作り直したこともあります。その言葉で自分がCADの中だけで考えていたことに気づかされ、一気に視野が広がりました。それからは、部品が完成するまでの全工程を頭の中でイメージしながら設計をできるようになりましたね。

- 今後も
さまざまなプロジェクトに携わって
知識と実体験を積み重ねていきたい - 航空機の開発において重要なことのひとつは材質の重さです。とにかく軽量化するためにどうしたらいいかということを追求します。航空機とそれ以外の設計では、材質の選び方も大きく異なります。このような知識は現場で開発に携わることができているからこそ身につけることができています。今後も、さまざまなプロジェクトに携わって、知識と実体験をどんどん積み重ねていきたいと考えています。航空機に関わるプロジェクトは、1つのものを作るのに20年、30年という長い時間が必要になるので、いつかはプロジェクトの立ち上げの段階から関わってみたいと思っています。現場で「あの人に聞けばわかる」と思われるような存在になることが目標です。
これまでのキャリア

- 趣味はプラモデルづくり
休日にはバイクで出かけることも - 休日は、プラモデルを作るか、バイクで出かけるかのどちらかが多いです。小学生の頃からプラモデルづくりが好きで、当時つくった作品を今でも部屋に飾っています。どんなに忙しくても、プラモデルをつくるための時間は確保するようにしています。
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