AI/iPSC神経
LINEUP

活動電位プロファイルに基づく化合物スクリーニング
- 1.イオンチャンネル/受容体に作動する物質のスクリーニング
- 2.神経毒性を示す物質のスクリーニング

中枢神経系の毒性/薬理評価
- 1.神経毒性の評価
- 2.神経作動性の評価
- 3.標的イオンチャンネル/受容体に対する評価

末梢神経系の毒性/薬理評価
- 1.神経毒性の評価
- 2.運動ニューロンの機能評価
- 3.温度感受性の評価
- 4.疼痛の標的TRP受容体評価

疾患モデルでの薬効評価
- 1.アルツハイマー病モデル
- 2.ALS等運動ニューロン疾患モデル
- 3.感覚ニューロンDRGを用いたモデル

その他の解析
- 1.HD-MEAによる高解像度電位解析
- 2.MEAデータの人工知能 (AI) 解析

本サービスは、MEAの世界的な第一人者である 鈴木 郁郎 先生【東北工業大学教授、株式会社VitroVo代表取締役】の技術指導のもと、株式会社VitroVoの協力により提供しています。
受託サービス詳細
A
活動電位プロファイルに基づく化合物スクリーニング
活動電位プロファイルを指標にして核酸医薬品など被験物質のスクリーニングを行います。
標的イオンチャンネルや受容体の作動性等に着目し、被験物質を評価します。
A-1
イオンチャンネル/受容体に作動する物質のスクリーニング
A-1-1
ヒトiPSC由来の中枢神経を用いた作動性スクリーニング
内 容 | 培養したヒトiPSC由来の中枢神経ネットワークに、核酸医薬や化合物など被験物質を添加し、MEA機器により細胞外活動電位を計測する。ニューロンの作動性、イオンチャンネル/受容体の応答プロファイル等のスクリーニングに必要な条件を設定する。スパイクデータを元に多変量解析を行い、被験物質のプロファイルから設定条件に適合する化合物を選択する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
A-2
神経毒性を示す物質のスクリーニング
A-2-1
齧歯類の中枢神経を用いた毒性スクリーニング
内 容 | 培養した齧歯類の中枢神経ネットワークに、核酸医薬や化合物など被験物質を添加し、MEA機器により細胞外活動電位を計測する。神経毒性、イオンチャンネル/受容体の反応プロファイル等のスクリーニングに必要な条件を設定する。スパイクデータを元に多変量解析を行い、被験物質のプロファイルから設定条件に適合する化合物を選択する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
B
中枢神経系の毒性/薬理評価
ヒトiPSC由来や齧歯類の中枢神経に被験物質を添加して培養した際に得られる活動電位データを多変量解析およびAI解析します。
イオンチャンネル/受容体の作動性、濃度依存性などから、被験物質の中枢神経毒性/薬理を評価します。
B-1
神経毒性の評価
B-1-1
ヒトiPSC由来の中枢神経を用いた毒性評価(人工知能AI)
内 容 | 毒性を示す陽性対照物質、毒性を示さない陰性対照物質、および、被験物質を添加した中枢神経細胞の細胞外活動電位をMEAにより測定する。電位データに複数個のパラーメーターを設定し、対照物質-被験物質間で多変量解析を行い、被験物質の毒性を対照物質との近似性で定量的に評価する。また、陽性対照物質、陰性対照物質のデータに基づきAIを作成し、被験物質の毒性を評価する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
B-2
神経作動性の評価
B-2-1
齧歯類の中枢神経を用いた作動性の評価(人工知能AI)
内 容 | 神経作動性を示す陽性対照物質、示さない陰性対照物質、および、被験物質を添加した齧歯類の中枢神経細胞の活動電位をMEAにより測定する。電位データに複数個のパラーメーターを設定し、対照物質-被験物質間で多変量解析を行い、被験物質の対照物質との近似性で定量的に評価する。また、陽性対照物質、陰性対照物質のデータに基づきAIを作成し、被験物質の作動性を評価する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
B-3
標的イオンチャンネル/受容体に対する評価
B-3-1
ヒトiPSC由来の中枢神経を用いた標的作動分子の評価(人工知能AI)
内 容 | イオンチャンネル/受容体に作用する既知の物質を陽性対照として作用させ、中枢神経細胞の活動電位をMEAにて測定する。被験物質についても同様に活動電位を測定する。多変量解析によって、被験物質のイオンチャンネル/受容体の作動性を陽性対照に対する類似度として定量的に評価する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
C
末梢神経系の毒性/薬理評価
ヒトiPSC由来や齧歯類の感覚神経、運動神経細胞に被験物質を添加して培養した際に得られる活動電位データを多変量解析およびAI解析します。
受容体の作動性、濃度依存性などから、被験物質の末梢神経毒性/薬理を評価します。
C-1
神経毒性の評価
C-1-1
ヒトiPSC由来の感覚神経を用いた毒性評価(人工知能AI)
内 容 | 神経毒性を示す物質を陽性対照として、ヒトiPSC由来の脊髄後根神経節 (DRG、dosal root ganglia) 培養系に添加し、活動電位をMEAにより測定する。被験物質についても同様に活動電位を測定する。測定データの多変量解析、AI解析により、被験物質の毒性を陽性対照に対する類似度として評価する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 4か月程度 |
C-2
運動ニューロンの機能評価
C-2-1
ヒトiPSC運動ニューロンを用いた薬効評価(人工知能AI)
内 容 | ヒトiPSC運動ニューロンに対し、被験物質を作用させ、細胞外活動電位の変化、神経マーカー、神経毒性分子の発現等を測定する。AIおよび多変量解析法により、被験物質の機能修復効果を評価する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
C-3
温度感受性の評価
C-3-1
ヒトiPSC由来の感覚神経を用いた温度感受性の評価(人工知能AI)
内 容 | 末梢感覚神経細胞である脊髄後根神経節 (DRG、dorsal root ganglia) を用いて、その細胞外活動電位を測定することで、感覚神経の温度感受性に対する被験物質の影響を評価する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
C-4
疼痛の標的TRP受容体の評価
C-4-1
ヒトiPSC由来の感覚神経を用いた疼痛関連評価(人工知能AI)
内 容 | 既知のTRP受容体に作用する物質を、ヒトiPSC由来の脊髄後根神経節 (DRG、dosal root ganglia) 培養系に添加し、活動電位をMEAにより測定する。被験物質についても同様に活動電位を測定し、測定データの多変量解析、AI解析を行う。各TRP受容体作動物質に対する応答への類似性から、被験物質の疼痛や掻痒に相当する応答を評価する。。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
D
疾患モデルでの薬効評価
遺伝子を強制発現/抑制させた神経細胞や疾患iPSC由来の神経細胞に被験物質を添加して培養した際に得られる活動電位データを多変量解析およびAI解析します。
疾患に対する被験物質の薬効や毒性を評価します。
D-1
アルツハイマー病モデル
D-1-1
ヒトiPSC中枢神経を用いたアルツハイマー病モデルでの薬効評価(人工知能AI)
内 容 | アミロイドβをヒトiPSC由来の中枢神経培養系に添加し、活動電位、ミトコンドリア機能、活性酸素種の産生、細胞死等を測定する。被験物質を添加した場合も同様に測定し、多変量解析およびAI解析によって、被験物質の神経修復効果を評価する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
D-2
ALS等の運動ニューロン疾患モデル
D-2-1
ヒト疾患のiPSC運動ニューロンを用いた薬効評価(人工知能AI)
内 容 | 運動ニューロンの機能関連遺伝子に変異のあるヒトiPSCから分化させた神経細胞に対し、被験物質を作用させ、活動電位の変化、神経マーカー、神経毒性分子の遺伝子発現等を測定する。AI解析や多変量解析により、被験物質の機能修復効果を評価する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 4か月程度 |
D-3
感覚ニューロンDRGを用いたモデル
D-3-1
ヒト疾患iPSC感覚ニューロンを用いた疼痛評価(人工知能AI)
内 容 | 脊髄後根神経節 (DRG) を用いて、各TRP受容体に作用する物質の反応を指標に、被験物質の疼痛や掻痒に相当する応答を評価する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
E
その他の解析
先進的なデバイスを用いた解析、独自手法によるデータの解析などを行います。
E-1
HD-MEA (高密度微小電極アレイ) による1細胞単位での活動電位の解析
E-1-1
ヒトiPSC由来の神経細胞の電位伝導とシナプス可塑性の評価
内 容 | HD-MEA上でヒトiPSC由来の神経細胞を培養し、単一細胞または神経ネットワークでの活動電位の伝達を測定する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
E-2
MEAデータの人工知能 (AI) 解析
E-2-1
活動電位プロファイルのAI解析
内 容 | お客様のMEAデータから作成したAIを用いて陽性対照化合物との比較により、ニューロンの作動性、神経毒性、vitro最大耐用量、標的イオンチャンネル/受容体の推定等の被験物質プロファイルを評価する。 |
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提出物 | 報告書 |
価 格 | 要ご相談 |
納 期 | 3か月程度 |
ご相談事例
電気生理の経験/知識がない
- 手持ちの物質について、神経毒性や神経への薬理効果を電気活動を指標に評価したいがどのような実験系を組んだらよいのかわからない
神経疾患に対する効果を評価したい
- 疾患の治療薬としての評価を行いたいが、どのような神経細胞/グリア細胞を用いればよいかわからない
MEAのデータ解析がよくわからない
- 手元にMEAデータはあるが、効果的な解析の仕方がわからない
- MEAデータにどのようなパラーメーターを設定して解析したらよいのかわからない
知覚・感覚に対する効果を評価したい
- 手持ちの物質について、味覚などに対する評価を行いたいが、どのような実験系で評価すればよいのかわからない。
特長
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お客様の
ご状況に合わせた
実験系をご提案どのような神経細胞/グリア細胞を用いるべきか?どのような陽性/陰性対照物質を使用すべきか?MEAデータの解析はどのように設定するか?神経系の毒性/薬理評価のスペシャリストが目的に合わせた最適な実験系をご提案します。Web会議によるご相談も承ります。
-
MEAデータを
定量的に解析活動電位のデータは極めて複雑で、パラメーターを設定するだけでも一苦労です。そのうえ、適切なパラメーターを設定できたかどうかを判断することも難しく、恣意的な解析に陥いりがちです。テクノプロでは、データに対して多くのパラメーターを設定したうえで多変量解析を行う、または、包括的にAI解析を行うことで、ノンバイアスで定量的な解析結果をご提出します。
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ワンストップ
サービスさまざまな分野のスペシャリストが在籍しているため、複合的なプロジェクトを自由な組み合わせでご依頼いただけます。電気生理的な解析 (MEA) に加えて、mRNAの発現やタンパク質の分泌量の解析なども併せて承ります。お気軽にご相談ください。
ご契約の流れ
ご契約や業務遂行に際しては徹底したコンプライアンス体制に基づいたプロセスマネジメントを行います。
ご契約形態&プロセスは、こちらからもご確認いただけます。
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STEP1
相談
まずはお問い合わせフォームよりご連絡
頂戴したご相談内容に応じて、担当者よりご連絡いたします。
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STEP2
事前打ち合わせ
NDA締結事前に開示可能な情報より受託可否について回答
事前打ち合わせのみでお見積もり提示が可能なケースもあります。
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STEP3
NDA締結
詳細打ち合わせに際して、NDA締結から着手
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STEP4
詳細打ち合わせ
お見積り提示を目的とした、詳細打ち合わせを実施
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STEP5
お見積り提示
詳細打ち合わせに基づき、お見積もりを提示
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STEP6
ご発注
取引基本契約書を締結、および案件単位・検収単位での
注文書による都度発注を推奨試験目的やご予算に応じて、試験規模、契約期間、検収単位を柔軟にご設定いただくことが可能です。
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STEP7
受託サービスの
ご提供試験途中での打ち合わせ・中間報告などに対応
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STEP8
最終報告(納品)・
検収最終報告(納品)時に、検収に必要な書類およびご請求書を提出