化学と製薬。
異なる業界での経験を機に、
さまざまな業界への興味が広がりました。

専攻分野:有機化学
入社8年目(14新卒)

現在の研究内容当社の良い点・強みこれからのキャリアと挑戦メッセージ

Q. 現在の研究内容を教えて下さい。

業界が変わることの面白さ。

私はテクノプロ・R&D社への入社後、2社で外勤を経験しました。
1社目は化学メーカーで、太陽電池モジュールと有機ELデバイスの開発業務に携わりました。2社目である現在は医薬品メーカーで原薬の製造プロセスの開発に従事し、合成・精製工程の条件検討を行っています。原薬の分析や評価、ラボスケールからパイロットスケールまでのスケールアップの検討、製造に必要なデータの取得などが主な業務です。
化学と製薬、異なる業界での研究に携わることで、スキルや知識の幅が広がったのはもちろんのこと、業界によっての違いが見えてくる面白さを知りました。例えば安全管理については化学でも製薬でも重要視されていますが、考え方やアプローチが異なっている点は非常に興味深く、勉強になりました。

Q. テクノプロ・R&D社の良い点・強みは?

新しいことへの
チャレンジを支える環境で、
やりがいのある日々を。

自分が就職活動をしていたとき、研究開発の仕事に就きたいということを指針にしていました。テクノプロ・R&D社の求人サイトに「研究職をやりたい」という言葉があり、それが印象的で興味を持ったのが入社のきっかけです。
元々、私の専攻分野は有機化学で、学生時代に行っていた研究は液晶の化合物の合成、物性評価などが中心でした。入社前、テクノプロ・R&D社には様々な企業や公的機関での活躍の場があることを知って魅力を感じる一方で、自分にはどんなことができるのだろうか、と不安にも思っていました。
結果として、自分のスキルにあった現場に外勤することになり、テクノプロ・R&D社の先輩社員に助けてもらいながら仕事を覚えていくことができました。外勤先でもわからないことを伝えれば丁寧に教えていただけたので、自分の成長を実感しながら、責任を持って研究や業務を進められ、やりがいを持って仕事を進められました。
また、いずれの外勤先でも最先端の技術の研究開発に関わることができ、自分自身のスキルや知識が広がっていくこともテクノプロ・R&D社の魅力のひとつです。仕事を進めていく中で、任せていただくことが増えていき、出来ることが増えていくことでスキルが身についていると実感できます。
テーマや外勤先が変わることで関わる人も増えていきます。様々な考え方や技術を持った方々とコミュニケーションをとることができるので、知識を広めることができます。

Q. 目指すキャリア、これから挑戦したいことは?

どこに行っても
「来てくれてよかった」
と言われる研究者を目指して。

2つの業界での経験を経た今、感じているのは、化学と製薬以外の業界への興味です。入社後から学生時代の専攻分野とは異なる業界に携わり、新しく得る知識やスキルが多かったために、また別の業界の研究開発にも携わってみたいと思っています。自分の専攻分野に近い材料メーカーでの研究にもぜひ携わってみたいです。
また、危険物取扱者やパソコンの資格にも関心があるので、資格取得補助制度を活用してスキルアップを目指していきたいです。
これから自分がどんな道を歩むのか、まだ模索中ですが、どこに行ったとしても「来てくれてよかった」と言ってもらえるような研究者になりたいです。そのためにも、もっと広い知識と技術を身に付けられるよう、自己研鑽を続けていかなくてはと考えています。

最後に入社を検討している方へメッセージを

研究職を続けたいと思う人なら、
大きなやりがいのある場所です。

研究者として研究を続けたいと思っている方にとって、テクノプロ・R&D社は最高の環境だと思います。企業や大学、公的機関などで幅広い活躍の場所があり、一人のプロフェッショナルとして最先端領域の研究に関わることができるため、やりがいは大きく魅力的です。私のように化学から製薬へ移り変わるなど、様々な業界の研究に携わることができ、自分自身の研究に対する幅が広がって成長に繋がります。
研究者として常に向上心を持って新しいことにチャレンジし続けたい人、求められていることを理解して対応できる人、速く正確に実験してデータをまとめるのが得意な人、いずれかに当てはまる人はぜひ、テクノプロ・R&D社の門を叩いてみてはいかがでしょうか。

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