TechnoPro MEMBER

技術コンサルタント
S.J.

エンジニアから技術コンサルタントへ。
50歳で踏み出した、新たな一歩。

娘に言われた「寂しい」が、
転職のきっかけに。

私はメーカー勤務を経て独立し、転職前はフリーランスで機械設計の仕事をしていました。主にアミューズメント系のロボット製作会社に客先常駐していたのですが、当時は単身赴任状態。小学6年生になる娘から「パパがいないと寂しい」と言われるようになり、地元での再就職を考えるようになりました。

また、長年にわたって会社組織を“外部の人間”として見つめ続けてきたことで、社員時代とは組織の見え方が変わった感覚がありました。この視点を活かせば、技術者としてはもちろん組織改善にも貢献できるかもしれない。そうした考えもあって、「改めて社員として働こう」と決意したのです。

そんな私を歓迎してくれたのが、テクノプロ・デザイン社でした。特に魅力に感じたのが、未経験の分野にも挑戦するチャンスがあること。将来を考えれば、活躍の道は広げたいと思っていましたから、非常にありがたかったです。また、面接の際に「自宅から通える範囲で働きたい」と相談したところ快く受け入れてもらえました。こうしたサポート体制も転職を後押ししてくれましたね。

入社後に見つけた、
「コンサルタント」という新たな可能性

2013年にテクノプロ・デザイン社の一員となった後は、エンジニアとして機械設計のプロジェクトに参画。そして数年が経ったある日、会社から全社員宛に「コンサルティング事業をはじめる」という情報が発信されました。

転職前から組織改善に興味があり、個人的にコンサルティング関係の書籍なども読み込んでいた私は、「こんなチャンスはめったにない!」と考え、すぐに当時の支店長に相談してみました。すると、支店長は「ぜひチャレンジするべきだ」と、その場で本社に電話を入れ、異動試験の手配をしてくれたのです。おかげで私の希望は無事に叶い、2017年にコンサルタントへのキャリアチェンジが実現しました。

現在、この部署では7名が活躍。主に取引先のコンサルティング会社のプロジェクトに携わり、実践の場でコンサルティングノウハウを吸収しながら、例えば私であれば設計プロセスの可視化やアーキテクチャ設計支援、クライアント向けの技術教育など、一人ひとりが技術的バックボーンを活かしコンサルティング業務に励んでいます。

培った経験や知識を活かせる道がある。
それが嬉しい。

エンジニア時代は機械が相手でしたが、今は人が相手の仕事。コンサルタントになったことで、やりがいも、難しさも大きく変わったなと感じています。

例えば、多くのメーカーでは吸収合併による組織改編や教育制度が整っていないなど、様々な理由から技術伝承に課題を抱えているケースが少なくありません。そうした悩みを抱えた企業にきめ細かくヒアリングを行い、本質をついた示唆やアドバイスを行う。現場社員に技術研修を行い、それまで分からなかったことが、「こうすればいいのか」と表情が明るくなる瞬間を目の当たりにする。こうした価値あるサポートが出来た時の充実感は、言葉では言い表せないほどです。

技術コンサル課だけでなく、当社ではエンジニアとして活躍した人が、次の一歩を踏み出せるように、新しい道をどんどん開拓しています。実際、私は50代ですし、チームの仲間も30~40代のエンジニア経験者が中心ですが、みんなイキイキと新たな挑戦に臨んでいるんです。培ってきた経験や知識を無駄にせず、自分らしい活躍を続けられるのは、当社ならではの魅力だと思いますね。

仲間と力を合わせ、
独自のビジネスモデルを築きたい

現在の目標は、技術コンサル課やソリューション事業部の仲間とともに、会社の発展に貢献するような自社サービスを確立させること。いまはまだ一人ひとりが一人前のコンサルタントを目指し、経験と知見を深めている真っ最中ですが、優秀なメンバーが集まっていますし、力を合わせれば十分実現できると思っています。

それに当社が培ってきた全国規模の事業基盤も、きっと他にはない強みとなるはず。せっかく挑戦するならば、業界でも一目置かれるような、ユニークなビジネスモデルを生み出したいですからね。当社だからこそできることは何か?をみんなで考え、アイデアを出し合って頑張っていこうと思います。

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