iPSC神経・心筋での毒性/薬理評価
人工知能AIでMEA活動電位を解析

サービス概要

MEA技術を用いた安全性・薬理スクリーニングサービスとは

神経毒性は、心毒性や肝毒性と並び薬剤開発中止となる主な毒性の一つです。MEA機器は、ニューロンの興奮による電気活動を細胞外の局所フィールド電位として記録することができ、高精度のデータを膨大に取得します。各種ニューロン(ヒトiPS細胞由来も含む)に対し、MEA技術を用いた評価系を利用することによって、電気生理学的な薬剤応答のデータを多用量設定で取得し、解析いたします。また、既知化合物の分類に基づいた未知化合物の毒性、薬理作用を予測します。

培養・測定

解析結果の実例

解析実例1

主成分解析を用いた化合物のプロファイリング

未知化合物がどこにプロットされるかによって、
どの化合物に近いか等の予測が可能。

クラスタリング解析による分類

未知化合物がどこにプロットされるかによって、
どの化合物に近いか等の予測が可能。

解析実例2

痙攣陽性化合物を用量依存的に毒性と判定

陰性化合物を陰性と判定

サービス(受託試験)の流れ・特徴

細胞培養

・ご指定のニューロンにおけるMEA計測に適した培養プロトコルでの培養。
・培養プロトコル(基板コーティング条件、培地条件、培養日数)も納品します。
メニュー❶ メニュー❷
試験ニューロンをお選び頂けます。
A:ヒトiPS細胞由来ニューロン
B:ラット海馬または大脳皮質ニューロン
C:ご指定のニューロン(各社ベンダー様のニューロン、自社作製のニューロン)

細胞培養

・既知化合物、未知化合物を添加してMEA試験を実施。
・解析パラメータ86種類。
 (スパイクの頻度、同期バーストの頻度、間隔、継続時間、変動係数等)
 生データ、スパイクタイムスタンプデータを納品します。
・自社活動の経時変化(1週間毎)も付けて納品します。
メニュー❶ メニュー❷

解析

・既知データに基づいた毒性または作用を、多変量解析(主成分解析、クラスタリング手法等)を用いて予測し、結果を納品します。 メニュー❷

受託試験メニューのご案内

メニュー❶

既知化合物、未知化合物のMEA試験(vehicle+5 doses, n=6)

内容:MEA試験を実施し、86種類の解析パラメータ、生データ、
スパイクスタンプデータを納品します。

試験ニューロンをお選び頂けます。 A:ヒトiPS細胞由来ニューロン
B:ラット海馬または大脳皮質ニューロン
C:ご指定のニューロン(各社ベンダー様のニューロン、自社作製のニューロン)

メニュー❷

既知化合物、未知化合物のMEA試験+予測結果(毒性、作用機序)

内容:上記メニュー❶の納品物に加え
Ⅰ) 多変量解析(主成分解析、クラスター解析)を用いた予測
Ⅱ)AIを用いた予測
を納品します。
*既知化合物3薬剤MEA試験以上からの試験となります。

その他の受託試験は、ご相談の上、実施いたします。

株式会社テクノプロ

テクノプロR&D社
info-rd@technopro.com
https://www.technopro.com/rd

東北工業大学

https://www.tohtech.ac.jp

本サービスは、MEAの第一人者であり、電極の開発からiPS細胞由来神経細胞での電位変化の記録および解析まで、幅広く世界的に第一線で活躍されている東北工業大学 鈴木郁郎 先生の技術指導を受けております。

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